中村天風の教え 君子医者に近寄らず
9割の人は病院に行かなくてもいい
著:松本光正
書店発売日:2017年10月1日
定価:1,500円+税
ISBN:978-4-87177-343-0
「治る病はほうっておいても治る」これは中村天風先生の言葉です。熱が出た、鼻水が出た、下痢した、嘔吐した。こういうのは人間の身体が持つ治癒力の表れです。しかし今も多くの人が「病院に行けば何とかなる」「薬を飲めばよくなる」と信じて病院の待合室を埋めています。無駄な治療や余計な薬に頼る前に、医療について、もう一度考えてみませんか? 内科医歴48年にして中村天風最後の弟子の一人である松本医師が、皆さんの疑問に答えます。
目次
中村天風の教え 君子医者に近寄らず
9割の人は病院に行かなくてもいい
無駄な薬と治療が医療費を食い尽くす
健康が一番命は二番
笑う門には福来たる(心が肉体を支配している
歳(年齢を受け入れる。年齢による変化は「症」ではない)
「症」ではなくて「状態」
体は、命を守るためにいろんな仕事をしている
あなたの身体は今が最良
「急性病」なんてものはない
生き物の最優先課題は自分の命を守ること
血圧が上がるのにも理由がある
身体のすることはすべてがオーダーメイド
知らぬが仏
健康診断に意味はあるか
癌について
科学で考えよう
我慢と覚悟
「老感」「病感」を持たない
守りの健康法ではなく攻めの健康法を
自分の命に自信を持とう
医学は意外に進歩していない
胃酸には胃酸の役割がある
高血圧の話。高ければ悪いのか?
コレステロール=悪者?
血圧は低いところがあなたのほんとうの血圧
少し痩せるように心がける
食べ物は植物性
骨粗鬆症薬の副作用は、骨粗鬆症
治るものは治る、治らないものは治らない
なぜバカは風邪をひかないか
笑いは無料の医薬品
感謝して生きよう
おわりに
松本光正(マツモトミツマサ)
サン松本クリニック院長、内科医、中村天風研究家。
1943年大阪生まれ、東京育ち。1969年北海道大学医学部卒。浦和民主診療所所長、おおみや診療所所長等を歴任。天風会講師も務める。駒場東邦高校在学時に中村天風の弟子となり、薫陶を受ける。血圧の薬は飲んではいけない、コレステロールもしかり。癌の手術はするな、抗がん剤も使うな、という立場をとり、少ない薬と安価な医療を心がけ、外来をこよなく愛する医師である。
中村天風の教え 君子医者に近寄らず
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