びーぼとひみつきち

びーぼとひみつきち

貞松成(作)、片岡達也(絵)

書店発売日:2019年3月10日
定価:1,400円+税
ISBN:978-4-87177-349-2

保育ロボットのびーぼが見つけた木の穴を覗いてみると、そこには大きな空洞がありました。「よし、ここをひみつきちにしよう!」。でも、大人に見つかったらどうしよう……。「じゃあ、大人が入ってこられないように石垣を作ろう!」。そういって子どもたちは石垣を作りはじめたのですが……。
石垣を作っていくうちに、子どもたちは大きな石にもちいさな石にもそれぞれの役割があること、よいものを作り上げるには工夫と時間、まわりの人たちとの協力が必要だということを理解していきます。いろんな存在があって社会は成り立っていることに気付かせてくれる1冊です。


貞松 成(サダマツ ジョウ)(作)
⻑崎県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修了。株式会社global bridge HOLDINGS 代表取締役CEO。学生時代に少子高齢化による人口減少問題を知る。都市部の待機児童問題に取り組むなかで、高齢者による保育が理想的であると考え、認可保育所や高齢者と子どもの世代間交流施設などを運営する同社を設立。また、子ども一人一人の成長に合わせた保育を提供するための研究も続けている。著書に「小規模保育のつくりかた」、「世代間交流施設の挑戦」(編著)などがある。

片岡 達也(カタオカ タツヤ)(絵)
群馬県生まれ。ファッションホイールデザイナー。アメリカのMHTWheels社にて「KAOTIK(ケオティック)」シリーズを手がけ、アメリカ、日本においてのオーガニックデザイン(有機質デザイン)ブームの火付け役となる。現在は複数の企業や大学でデザイン顧問やデザイン講師を務めるほか、講演活動もおこなう。

びーぼとひみつきち

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