
ロートルチャリダーがゆく!
68歳からの自転車長距離紀行
著:安間繁樹
書店発売日:2025年9月1日
定価:2,200円+税
ISBN:978-4-87177-371-3
自分にあったスピードで走れ、エコな乗り物でもある自転車の魅力を再発見する。道行きにあらわれる様々な風景。季節を感じ、動物や木々を眺め、地域の文化に触れる。その日の宿は出たとこ勝負。なければ野宿も覚悟の上。
68歳から自転車を再開した老動物学者が、自転車による長距離旅行のおもしろさと、自転車という乗り物のすばらしさを伝える本。道行きにあらわれる様々な風景。季節を感じ、動物や木々を眺め、地域の文化に触れる。その日の宿は出たとこ勝負。なければ野宿も覚悟の上。
自転車はいい。自分にあったスピードで走れるし、疲れれば休むこともできる。なによりエコな乗り物でもある。
68歳から自転車を再開した老動物学者が、自転車による長距離旅行のおもしろさと、自転車という乗り物のすばらしさを伝える本。
目次
まえがき
1 伊豆半島海岸線と甲斐路
2 東海道を清水へ 帰路国道二四六号線
4 伊豆半島・天城峠と山伏峠
5 富岡 甲斐大泉 軽井沢
6 千葉県をぐるりと一周
7 中山道と甲州街道
8 金精峠から日光
9 利根川 信濃川 木曽川 東海道
10 市川から六号線 四号線を経由して函館へ
11 函館から日本海側を走り 新潟から市川まで
12 市川から四号線 四五号線(三陸道)を経由して函館へ
13 函館から四号線 六号線を経由して市川へ
14 中山道 八ヶ岳高原 甲州街道
行動記録と概要
あとがき
前書きより
自転車長距離旅行は文句なし楽しい。五感を通して季節を感じること、自然や地方の生活と歴史に触れられるのも魅力だ。普段からの愛車の点検と整備。走行時の交通法規の遵守、特に下り坂でのスピード制御。一日当たりの走行距離を短縮し、無理のない計画をたてれば、高齢の私でもしばらく続けられる道楽だと思っている。本書では走行記録などの資料を載せたが、帰宅後のこれら記録の整理も楽しいことである。
安間繁樹(ヤスマシゲキ)
中国内蒙古に生まれる。
1963年 静岡県立清水東高等学校卒業。
早稲田大学法学部卒業。法学士。
早稲田大学教育学部理学科(生物専修)卒業。理学士。
東京大学大学院農学系研究科博士課程修了。農学博士。哺乳動物生態学専攻。
世界自然保護連合種保存委員会(IUCN・SSC)ネコ専門家グループ委員。
熱帯野鼠対策委員会常任委員。公益法人平岡環境科学研究所監事。日本山岳会会員
2004年 市川市民文化ユネスコ賞受賞。
2019年 秩父宮記念山岳賞受賞
若い頃から琉球列島に関心を持ち、とくにイリオモテヤマネコの生態研究を最初に手がけ、成果をあげた。ボルネオ島との関係は1985年5月、40歳から。主に国際協力機構(JICA)の海外派遣専門家として、カリマンタン、ブルネイ、サバに16年間居住、動物調査および若手研究者の育成に携わってきた。西表島およびボルネオ島の自然と人々の営みを、あるがままに記録し続けることをライフワークとしている。
主な著書 琉球列島関係
『イリオモテヤマネコ 狩りの行動学』『秘境探検』『南島探検』『西表島探検』あっぷる出版社。『ネイチャーツアー西表島』、『琉球列島―生物の多様性と列島のおいたち』東海大学出版会。『西表島自然誌』、『石垣島自然誌』晶文社。『マヤランド西表島』新星図書。『野生のイリオモテヤマネコ』汐文社。『やまねこカナの冒険』、『闇の王者イリオモテヤマネコ』ポプラ社。
ボルネオ島関係
『熱帯雨林の動物たち』築地書館。『失われゆく民俗の記録』自由ヶ丘学園出版部。『ボルネオ島アニマル・ウォッチングガイド』文一総合出版。『キナバル山』東海大学出版会。『ボルネオ島最奥地をゆく』晶文社。『カリマンタンの動物たち』日経サイエンス社。
2010年よりネット連載(96回)。「熱帯雨林のどうぶつたち」『どうぶつのくに.net』
2016年より雑誌連載(100回)。「熱帯の自然誌」『文化連情報』日本文化厚生農業協同組合連合会。
その他
『ヤスマくん、立ってなさい』講談社。『アニマル・ウォッチング』晶文社。『動物が すき! イリオモテヤマネコをとおしてみえたこと』福音館書店。
ロートルチャリダーがゆく!
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